J1京都サンガFCは12日、デンカビッグスワンスタジアムで第26節の新潟戦に臨み、0-2で敗れて、今季初の3連勝はならなかった。7試合ぶりの黒星で、勝ち点は28のまま。順位は18位で、再びJ2降格圏となった。
サンガは米本と平賀が2試合ぶりに先発。サブにはエリアスやオリヴェイラ、福岡らが入った。
サンガは開始から鋭い出足で相手のパスワークから自由を奪い、敵陣でのプレー時間を増やした。前半13分には宮本がシュート、同20分には平賀がドリブルシュートを放った。しかし同25分、自陣で平賀のバックパスが三竿と合わず、流れたボールを追いかけた相手とGK具が交錯してPKを献上し、先制された。前半の終盤には相手とヘディングで競り合ったアピアタウィアが負傷交代となり、佐藤が交代で入った。
後半開始から、平賀と三竿、具に代えて、エリアスと鈴木冬、太田を投入。中盤のセカンドボールを拾われる場面が増えた。同24分には途中交代したばかりで特別指定選手の中野（立命大）の右クロスから原が右足ボレーで合わせたが枠外。すると1分後には中盤でプレスが甘くなり、クロスから追加点を許した。その後は相手に守備ブロックを作られ、なかなか決定機を作れなかった。