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あす14日の京都、「丹波太郎」たちが来襲か 警報級の強い雷雨の恐れ

京都新聞 2024年8月13日 18時0分

 京都地方気象台は13日夕、大雨に関する早期注意情報を発表し、14日の京都府では湿った空気の影響で、昼過ぎから夜の初め頃にかけて、急な激しい雷雨になる恐れがあるとして、注意を呼びかけた。

 気象台によると、14日の京都府は湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、積乱雲が発達しやすい状況になる。昼過ぎ以降、急な雷雨に見舞われる可能性があり、予想より雨雲が発達すれば警報級の大雨の恐れもある。14日に予想される時間雨量は京都府全域で30ミリ。

 また、14日は上空の風が弱く、一度積乱雲が発達すると移動スピードが遅く、長時間同じ場所で雨が強まる可能性もあるという。

 8月4日には、京都で古くから「丹波太郎」と呼ばれる積乱雲による激しい夕立があり、京都市で時間雨量50ミリの非常に激しい雨となり、停電も相次いだ。このときも、前日3日に気象台が急な雷雨への注意を呼びかけていた。

 14日も「丹波太郎」「山城次郎」などと呼ばれる黒い積乱雲が近づいた際は、屋内に避難するなどの行動が求められる。

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