第106回全国高校野球選手権は16日、兵庫県西宮市の甲子園球場で3回戦4試合を行った。滋賀学園は6-2で霞ケ浦（茨城）に快勝し、夏は初となるベスト8進出を決めた。19日の準々決勝第2試合で、春夏連続8強入りを果たした青森山田と対戦する。
滋賀学園は一回2死一塁から4番岡田が左翼線へ三塁打を放ち1点を先制。三回には岡田の適時打や5番仲田の犠飛で2点を加点、四回と五回にも着実に得点して突き放した。計13安打を放ち、3試合連続2桁安打となった。
1回戦から3試合連続で先発となった脇本は、被安打1ながら五回に先頭打者を四球で歩かせた後、自らの連続悪送球で1点を失い、この回途中で2年生右腕土田の救援を仰いだ。土田は九回に1点を奪われたが、140キロの直球にスライダーとチェンジアップを交えて反撃を抑えた。