新聞紙で作った動物たちの展示会が京都府京田辺市宮津のTANADAピースギャラリーで開かれている。紙の質感を生かしたシロクマやラッコ、イヌやフクロウなど25点が豊かな表情で訪れた人たちを迎えている。
「しんぶんしアニマルアーティスト」の南面由子さん＝京都市伏見区＝の作品。飼っていたビーグル犬をモデルにして、2015年に創作活動を始めた。色はカラー広告面などを使って表現している。
シロクマは今回の個展のために約2カ月かけて制作した。子どもたちがライオンに乗ったり、シロクマの前に座ったりして写真撮影を楽しんでいた。南面さんは「見た人が作品と一体になって初めて完成する。触ったり、抱いたりして楽しんでほしい」と話した。
京都市内から訪れた小学生は「チョウを追いかけているネコがかわいいし、いろんなオレンジ色が入っていてすごい」と話した。
18日まで。正午から午後5時まで。