教育無償化を実現する会の前原誠司代表（衆院京都2区）は自民党総裁選について「個人的には石破（茂）さんに頑張ってほしい」と話した。両氏は政界屈指の鉄道ファンとして知られ、親交が深い。19日朝、京都市内で報道陣の取材に応えた。
前原氏と石破氏は今月、超党派の国会議員団「日本の安全保障を考える議員の会」の共同団長として台湾を訪問。前原氏は、石破氏が総裁選立候補に向けた推薦人集めに苦労していることも聞いていたという。前原氏は「（推薦人が）集まるような感じになってきたみたいで良かった」と述べ、石破氏への期待感を語った。
9月に行われる立憲民主党の代表選は「野党協力を共産党とではなく、非自民非共産の枠でやってくれる人が選ばれることが大事だ」と指摘したが、誰が代表にふさわしいかは「発言を控えたい」として明言を避けた。
次期衆院選に向けた党の対応について、10月中の衆院解散を「ほぼ100パーセント（ある）」と推測し、解散前に「（教育として）独自で闘うか、日本維新の会と合流するか、みんなで議論していく」と述べた。