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【全国高校野球】滋賀学園、初の4強ならず 青森山田に0-1で惜敗

京都新聞 2024年8月19日 12時26分

 第106回全国高校野球選手権は19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準々決勝を行った。第2試合では滋賀学園が青森山田と対戦、0-1で惜敗し、春夏通じて初のベスト4進出は果たせなかった。

 滋賀学園は3回戦で好救援を見せた2年生の土田が先発、140キロ前後の直球と武器のスライダーで強力打線に立ち向かった。七回、先頭打者に内野安打を許したところでエース脇本に交代。脇本は2死三塁から5番吉川に左前打を浴びて1点を先制され、これが決勝点になった。

 打線は毎回のように安打を放ったが、五回2死一、二塁から多胡の右前打で二走土田が本塁を突いたものの、右翼手からの好返球に阻まれた。六回も国仲、岩井の連打で無死一、二塁としたが、後続が倒れた。相手の4安打に対して滋賀学園は9安打を放ったが、一回と六回に送りバントを失敗するなど、最後まで攻めきれなかった。

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