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【速報】「ファミコン」「スーファミ」一堂に、ニンテンドーミュージアムが10月2日オープンへ 任天堂発表

京都新聞 2024年8月20日 11時22分

 任天堂は20日、過去に発売した家庭用ゲーム機や玩具を一堂に集めた初の展示体験施設「ニンテンドーミュージアム」(京都府宇治市)を10月2日にオープンすると発表した。時代とともに進化を重ねたゲームや娯楽を紹介し、ものづくりの歴史を発信する。

 同日朝に配信したウェブ動画で概要を明らかにした。施設は近鉄京都線小倉駅に近く、かつて花札やトランプを製造していた宇治小倉工場を大規模にリニューアルした。入場は完全予約制とする。

 施設内では、1977年に発売した同社初の家庭用ゲーム機「テレビゲーム15」「テレビゲーム6」をはじめ、世界を席巻した「ファミリーコンピュータ」(83年)や後継機の「スーパーファミコン」(90年)といった往年のゲーム機やソフトを展示する。機能やデザインの変遷も比較することができる。

 カードゲームやボードゲームなど数多くの玩具も並べ、中には過去に販売したベビーカーも。体験では巨大コントローラーや光線銃を使った新たなゲームのほか、床面に百人一首の札を映し出してスマートフォンで遊ぶコーナーも設けた。

 動画で登場した宮本茂代表取締役フェローは「独創的なものづくりのこだわりを知ってほしい」とPRした。入場料は18歳以上が3300円、中高生2200円、小学生1100円。専用サイトを同日公開し、10、11月分の入場抽選の申し込みを8月末まで受け付ける。

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