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「おしごと」でポイント貯めて流しそうめん 小学生ら自ら企画し実現

京都新聞 2024年8月21日 8時30分

 晴天の夏空の下、京都府木津川市木津川台の認定こども園「藍咲学園」の学童保育所に通う児童約35人が、流しそうめんを楽しんだ。目の前を流れるそうめんを夢中で追いかけ、つるつるすするとおいしい笑顔が広がった。

 同園の学童保育では今春から、キャリアや金融に関する教育の一環として「おしごとプロジェクト」を始めた。子どもたちがやりたいことやほしいものを挙げ、必要な金額を調べて記入した「申請書」を提出。1円=1ポイントとして必要な額を稼ぐため、床掃き(10ポイント)や生き物の水替え(2ポイント)などを請け負う。お金の仕組みや仕事の対価について体験を通して学ぶ取り組みだ。

 流しそうめんは市内の小学1~3年生46人が夏休みの思い出作りとして企画した。キュウリやトマト、オクラの苗代や麺つゆ代など1134ポイントをためて実現した。

 城山台小2年の児童(8)は「お仕事を頑張ってきたから、できてうれしかった」と話した。

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