滋賀県守山にゆかりのある人なら思い当たる「あるある」を集めたご当地かるた「もりやまあるあるカルタ」が完成した。ほのぼのとした雰囲気の絵札が仕上がり、作成した市観光物産協会は市と市社会福祉協議会に約80セットを寄贈。「子どもや市民が守山の新たな魅力を見つけて郷土愛を深めて」と期待を込める。
同カルタは、守山の魅力を発信し、郷土愛を育んでもらおうと、同協会が文言を募集。県内外から1330点の応募があり、5月に46点が決まった。
絵札は市内のデザイン事務所に勤務するイラストレーターのみぽっとさん＝近江八幡市安土町＝が手掛けた。文言に登場する場所を訪れ、関係者に話を聞いて描いた。
同協会は、カルタ100セットと、文言の解説や採用されなかった作品などを収録した冊子を800部制作した。2日に市役所であった寄贈式では、同協会の田井繁好会長が森中高史市長に目録を手渡した。市は、市内の小学校などに配布する。
同協会は24、25日にかるた大会を市立図書館で開催する。問い合わせは同協会077（582）1266。