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京都市に一時大雨警報、浸水害に警戒 ゲリラ豪雨、南から積乱雲「山城次郎」が流入

京都新聞 2024年8月25日 17時51分

 京都地方気象台は25日午後5時半、京都市に大雨警報(浸水害)を発表した。25日夜の初め頃まで、低い土地の浸水に警戒を呼びかけている。福知山市と綾部市にも大雨警報(浸水害)が発表されている。

 気象台と京都府によると、南から暖かく湿った空気が流入し、大気の状態が不安定になっている。京都府庁付近の雨量計で、午後5時40分までの1時間に24ミリの強い雨を観測した。

  京都市では、古くから積乱雲のやってくる方向から雷雲を「丹波太郎」「山城次郎」などと呼ぶ。25日は府南部から京都市に積乱雲が流入しており、「山城次郎」といえそうだ。

 大雨の影響により、JR京都駅の八条口にある飲食店街では、雨水の浸水で一時通行止めとなり、従業員が水をかき出す作業に追われていた。

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 京都市の大雨警報は大雨注意報に切り替わった。

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