京都地方気象台は26日朝、台風10号に関する気象情報を発表し、京都府には28日以降に接近する見通しだとした。当初から進路予想が大きく変わっているが、京都府では接近にともない暴風、大雨、高潮、波浪の4警報発表の恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。
気象庁によると、強い台風10号は26日午前9時現在、日本の南にあって時速20キロで西北西へ進んでいる。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。28日には「非常に強い勢力」に発達する見通し。
京都地方気象台によると、京都府への最接近は30日頃とみられる。ただ、台風外側の雨雲がかかるため、京都府は28日以降に大雨警報の恐れ、29日以降は暴風と波浪、高潮警報の恐れがあるという。