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警察署員が公用デジカメ紛失 事件の被害者や容疑者らの個人情報を保存

京都新聞 2024年8月26日 19時51分

 滋賀県警東近江署は26日、署員が勤務中に公用デジタルカメラを紛失したと発表した。事件の容疑者らの個人情報が保存されていた。

 同署によると、刑事2課の30代男性巡査長が、当直勤務中の23日午後10時50分ごろ、滋賀県東近江市内の傷病人のもとへ駆けつけて撮影した後、同市内の医療機関へ行き、午後11時20分ごろに署に戻った。翌朝、署内で別の署員に交代した時にカメラの紛失に気付いた。巡査長は「使用後、手提げかばんの中に片付けた認識でいた」と話しているという。

 カメラの記録カードは151枚の画像を保存していた。署で捜査した詐欺事件などの容疑者、被害者ら6人分の容姿、車両、家屋、身分証の画像が含まれていたという。山口隆副署長は「個人情報や装備品の取り扱いについて指導を徹底し、再発防止を図ります」とした。

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