京都市は27日、パリ五輪で金メダルを獲得したフェンシング男子フルーレ団体の飯村一輝選手（20）＝右京区出身＝に、市スポーツ最高栄誉賞を贈った。
飯村選手は龍谷大平安高を卒業し、現在は慶応大に在学している。団体戦にはチーム最年少として出場。イタリアとの決勝ではアンカーとして、初の金メダル獲得に貢献した。
27日に市役所であった同賞の表彰式では、松井市長が「京都の誇りで本当に素晴らしいの一言。さらなる活躍を祈っている」とねぎらった。
飯村選手は「オリンピックという舞台で、個人で悔しい思いをしたが、団体では最高の夢を叶えられた」と振り返りつつ、4年後の個人金メダルと団体連覇に向けて「ここが終わりではなく、始まりだと思っている。日本を引っ張っていきたい」と述べた。