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「グランドスラムでプレーしたい」京都府南部の中学生がテニス日本代表で入賞 長身生かしたサーブ持ち味

京都新聞 2024年8月28日 14時55分

 京都府城陽市の北城陽中2年大垣心太郎さん(13)=同市平川=が、今月上旬にチェコで開かれた「ワールドジュニアテニス・ファイナルズ」に日本代表として出場し、8位入賞の成績を収めた。「世界の壁は高かったが、いい経験になった」と振り返った。

 大垣さんは小学1年から地元の「INOUEテニスアカデミー」でテニスを始めた。めきめきと成長し、現在14歳以下の国内ランキング2位の実力者。179センチの長身を生かし、高く弾むキックサーブが持ち味だという。

 「ワールド―」は国際テニス連盟が主催する14歳以下国別対抗戦だ。大垣さんは関東の選手2人とともに初めて代表に選抜され、3月にマレーシアであったアジア・オセアニア最終予選で優勝。8月の決勝大会も同じメンバーで挑み、予選リーグでカナダやイギリスに快勝するなど健闘したものの、決勝トーナメントではブラジルに敗戦して最終順位は8位となった。

 両親と市役所を訪れた大垣さんは奥田敏晴市長らに試合結果を報告し、憧れはスイスのロジャー・フェデラー選手であることなどを明かした。次は26日に東京で開幕する全日本ジュニア選手権での優勝に照準を定める。将来については「グランドスラムで世界一のプレーヤーとして活躍したい」と見据える。

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