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台風10号、再び予測早まり京都府は31日夜接近か 暴風、大雨に警戒を

京都新聞 2024年8月28日 18時3分

 京都地方気象台は28日夕、非常に強い台風10号に関する気象情報を発表し、京都府には30日から9月1日頃にかけて接近するとし、暴風や土砂災害、浸水害、高波、高潮への警戒を呼びかけた。京都府への最接近は再び早まり、31日夜になる見通しだが、進路予測に幅があるため、最新の予報に注意するよう呼びかけている。

 気象庁によると28日午後5時現在、台風10号は屋久島の西南西約40キロにあり、ゆっくりと北へ進んでいる。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル、中心から半径110キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。

 気象台によると、京都府への最接近はやや早まって31日夜とみられ、31日は暴風に警戒が必要になる。また、29日~9月1日頃にかけて警報級の大雨の可能性がある。31日と9月1日は、波浪警報や高潮警報の可能性もある。
 
 30日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、京都府陸上で15メートル(30メートル)、京都府海上で18メートル(30メートル)。31日はさらに風が強まる見通し。

 29日午後6時までに予想される24時間降水量は、京都府全域で80ミリ。

 30日午後6時までに予想される24時間降水量は、京都府全域で100ミリ。

 31日午後6時までに予想される24時間降水量は、京都府全域で150ミリ。

 その後も降水が続く見込みで、総降水量がかなり増えるおそれがあるとして、土砂災害や浸水害に警戒を呼びかけている。

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