京都府内の私立学校の情報を発信する「京都私立中学・高校展」が31日、京都市左京区のみやこめっせで始まった。会場には学校別の相談ブースが並び、各校の担当者が、訪れた生徒や児童、保護者らに教育面の特色や入試情報を紹介した。
受験シーズンを前に、府私立中学高等学校連合会と京都新聞が企画した。府内の37校が参加し、個別相談できるブースや学校パンフレットを並べるコーナーを設けた。
相談ブースは34校が実施。担当者がタブレットなどを使い、自校の校風や進学実績、特徴的なクラブ活動を説明した。来場者も入試制度や学習コースについて熱心に質問し、「修学旅行の行き先は」「食堂にどんなメニューがあるの」などと学校生活についても詳しく尋ねていた。
1日も午前10時から午後4時まで開く。また、同1時半からは、みやこめっせ内でフォーラム「挑戦する私学」が開かれ、平安文学研究者の山本淳子・京都先端科学大教授が「光源氏のスパルタ教育」と題して講演する。ともに入場無料。