立憲民主党の泉健太代表（衆院京都3区）は6日午前、党本部で記者会見を開き、自身の任期満了に伴う代表選（7日告示、23日投開票）に立候補すると正式に表明した。「次の総選挙でわれわれは政権交代を目指す。その先頭に立つ」と再選への決意を述べた。
正式な出馬表明は泉氏が3人目。枝野幸男前代表、野田佳彦元首相がすでに立候補を表明している。
泉氏は出馬会見で、自民党の派閥裏金事件に触れ「国民の皆さまは不満や怒りを感じている。立民こそが役割を果たさなければならない」と強調。「おかしな政治を一度退場させ、立民が政権を担わせていただきたい」と政権交代の実現に重ねて意欲を示した。
3年間の代表任期を「（所属議員と）一緒に最大限の力を発揮できるよう党をまとめ、力を付けていくことに努力してきた」と振り返り、4月の衆院3補選で全勝した実績を挙げた。
枝野、野田両氏については「ビッグな方々と戦うので、挑戦者のつもりで論戦を挑んでいきたい」とし、若さや行動力をアピールする考えを示した。
泉氏は会見に先立ち、党所属国会議員へのあいさつ回りを始めた。