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「個人的な趣味」職員間の業務用チャットの画面保存、同僚に送信 市の職員処分

京都新聞 2024年9月6日 20時10分

 京都府亀岡市は6日、職員間の業務用チャットの通信内容を閲覧し、同僚に送信したとして、情報政策課の男性主査(31)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、主査は庁内の連絡に使うチャットの履歴管理などを担当。今年の5~8月、別の部署の職員2人が交わしていたやりとりの画面を保存し、親しい職員2人に送付した。主査は「個人的な興味でやった」と話しているという。

 市は、送付された画面をさらに転送した職員2人を訓告処分にした。処分はいずれも6日付。

 桂川孝裕市長は「情報を管理する側の権限乱用で、重大事案と認識している。行政運営にも多大な影響を及ぼしかねない。綱紀の粛正に取り組む」とコメントした。

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