高校野球の話題です。「夏の甲子園」出場をかけた県大会の1回戦がきょうですべて終わりました。鹿児島水産と池田の対戦は、点の奪い合いとなりました。
国家試験のためマネージャー含む7人を欠く鹿児島水産は池田と対戦。メンバー全員でベンチに入るため「この試合はなんとしてでも勝ちたい」と意気込みます。
鹿児島水産は、送球ミスで初回から先制点を奪われますが…その裏、2アウトから打線が繋がり満塁に。6番・斎藤の2点タイムリーヒットで逆転に成功します。その後も得点を重ね4点差をつけますが、7回、池田に1点差にまで詰め寄られてしまいます。
しかし、ピッチャー小屋敷が追加点を許さず試合は終了。6対5で鹿児島水産が勝利しました。
(鹿児島水産・上釜翔主将)
「メンバーが揃っていない中で勝てたことは自信につながる。歴代の先輩方もベスト8という高い壁を乗り越えてこられなかったので、自分たちの代で歴史を変えたい」
そのほか、樟南、鹿児島南、出水工業が2回戦にコマを進めました。12日の2回戦からは去年の王者、神村学園も登場します。決勝は今月27日の予定です。