著名人をかたる投資詐欺を未然に防いだとして、鹿児島市の銀行と行員4人に警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、南日本銀行本店と、本店営業部の行員4人です。
4人は2024年4月、来店した男性(70代)から「著名人をかたる投資サイトにアクセスしたところ、金の購入をすすめられた。定期預金を解約して3000万円を振込みたい」と窓口で説明を受けました。
しかし、SNSが発端になっていることなどから投資詐欺を疑い警察に通報、被害を未然に防ぎました。
(南日本銀行本店営業部 染川敬介さん)
「銀行員としては当然のことをした。感謝してもらえてやってよかったと思う」
県警によりますとSNSを使った投資・ロマンス詐欺の被害は2024年に入り、73件起きていて、被害額は8億5200万円に上っているということです。
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