気象庁は南海トラフ地震への注意が必要だとして初めて「巨大地震注意」の臨時情報を出しました。
気象庁は8日午後4時43分に発生したマグニチュード7.1の地震を受け評価検討会を開き、「巨大地震注意」の臨時情報を発表しました。南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震が発生する可能性が平常時に比べて相対的に高まっているとしています。
県内ではこの地震で大崎町で震度5強、鹿児島市、鹿屋市、垂水市などで震度5弱を観測。また志布志市の志布志港などで最大20センチの津波を観測しました。
大崎町では木造2階建ての住宅が全壊。霧島市や鹿屋市で4人がケガをしています。
気象庁は「巨大地震注意」の臨時情報が特定の期間中に大規模地震が必ず発生するというものではないとしたうえで、今後政府や自治体などからの呼びかけに応じた防災対応をとってほしいとしています。
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