サッカーJ2鹿児島ユナイテッドFCは11日、アウェーで秋田と対戦し0対2で敗れました。試合後、浅野監督は残留への強い危機感をあらわにしました。
前節の黒星で20チーム中19位まで順位を下げたユナイテッドは12位・秋田とアウェーで対戦。序盤から秋田に押し込まれる展開が続き、32分には至近距離からのシュートを浴びますが、守護神・泉森が止めてみせます。前半終了間際には相手にPKを与えますが、泉森のプレッシャーが勝ったのか、シュートはクロスバーに当たりピンチをしのぎます。
しかし後半開始直後、完璧な落としから豪快に決められてしまいます。さらに13分、フリーキックの後の流れから追加点。前半PKを外した秋田の青木にゴールを献上してしまいます。
ここでユナイテッドは一挙に3人の選手を入れ替えます。システムを変更し少しずつリズムを掴みます。すると34分、夏の移籍で加入したの沼田がキーパーと1対1のビッグチャンスを迎えますが、決めきれず。終了間際には藤村のスルーパスから…藤本！最後までゴールは生まれず0対2で完敗です。
（鹿児島ユナイテッドFC 浅野哲也監督）
「終始、秋田に押されたような展開だった。こういう試合をやっているようでは残留という目標に届くわけない。我々は覚悟を決めて次の試合に向けて準備するだけ」
5試合勝利がないユナイテッドは順位変わらず19位。ただ、残留を争う熊本や水戸、栃木も敗れていて、差は広がっていません。次の試合は17日（土）、アウェーで5位・仙台と対戦します。