13日、指宿市の住宅で死亡しているのが見つかった女性(95)の死因が打撲による外傷性ショックだったことがわかりました。女性の額には4か所の切り傷もあり、警察は引き続き、事件と事故の両面で捜査をしています。
(記者)
「死亡した女性が見つかって1日が経ちますがの自宅前には14日も規制線が張られています」
警察によりますと13日午前8時40分ごろ、指宿市東方の住宅で有留冨美子さん(95)が死亡しているのが見つかりました。
消防によりますと発見したのは有留さんの娘で「頭部から出血があり意識と呼吸もない」と警察に通報したということです。
有留さんの額には3センチほどの切り傷が4か所あったということです。また、有留さんはベッドに仰向けで掛け布団を首のあたりまでかぶった状態で死後10時間は経っていたと見られるということです。
近くの住民によりますと、有留さんは夫(90代)と2人暮らしで、娘が毎日、食事の支度をしに訪れていたということです。
(近隣住民)
「最近は外に出ることもなかったですけどすごく仲の良い方で、ここの地区の方では多分悪く言う人はいらっしゃらない。デイサービスに行かれてて最近ですかね。ここ何か月かだと思うデイサービスを2人で利用されるようになったのは」
14日に司法解剖が行われ、有留さんの死因は打撲による外傷性ショックだったことがわかりました。打撲した部位について警察は「捜査に支障がある」として明らかにしていません。
警察は引き続き、事件と事故の両面で捜査しています。
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