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サンロイヤルホテル住吉移転“肯定意見”  鹿児島港本港区の再開発について懇談会

KYTニュース 2024年8月27日 19時50分

 鹿児島港本港区の再開発について、具体的な施設整備の内容を話しあう会議が開かれました。鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテルが鹿児島港本港区の住吉町15番街区への移転を希望していることについて、肯定的な意見が出されました。

 鹿児島港本港区の再開発をめぐっては県の検討委員会でどのエリアにどんな機能を持たせるか話し合い、「コンセプトプラン」が2023年度、策定されました。

 具体的な施設整備の内容を決めるにあたり、県や市、港湾や経済の団体などが集まって情報交換を行う懇談会が設けられ2回目の会議が開かれました。鹿児島商工会議所からは、エリアコンセプトプランに基づいて、住吉町15番街区に隣接する魚類市場と連携した街づくりを進めることや、レストランを誘致するなど具体的な提案が出されました。

 また、鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテルが老朽化などのため、県が所有する住吉町15番街区への移転を目指すことを発表したことについてメンバーからは肯定的な意見が出されました。

(鹿児島市商店街連盟有馬勝正会長)

「ホテルについてはぜひ出てきていただきたい。ロケーションを楽しめる 観光客も県民もゆっくりできるような施設になっていただきたい」

(鹿児島商工会議所川畑孝則副会頭)

「時間軸で言うとそんな に長い話ではない。数年のうちに決めたいということだろうなと印象を受けた。核になるものがはっきりしてこそアクセスをどう考えるかが出てくると思う」

 県は移転の場所について県議会での論議が必要であるという考えを改めて示しました。

(県本港区まちづくり推進室冨宿浩嗣室長)

「他の事業者の意見も伺わないといけないし現在スポーツコンベンションセンターの駐車場であるのでそのことについては議会の論議を踏まえて次のステップにという話になっていたと思うので議会での論議が必要」

 懇談会は今年度5回程度の開催を予定していて次回は2024年内中に開かれる見通しです。

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