台風10号が接近していたなか、鹿児島市の港で見つかった遺体は、行方不明になっていた福岡県の船長(64)であることがわかりました。
台風10号が接近していた8月28日鹿児島市七ツ島の港で岸壁に係留していた船が転覆し船長の男性が行方不明になりました。
29日、近くの海中から遺体が見つかり、鹿児島海上保安部が身元の特定を進めていましたが、ⅮNA鑑定の結果この遺体は、転覆した船の船長で福岡県北九州市の潟岡英行さん(64)であることが分かりました。死因は多臓器損傷で岸壁などに全身を強く打ったと見られています。
潟岡さん(64)は当時係留していた船の状態を確認していましたが、台風10号による強風に煽られ転落するところを同僚の作業員が目撃していたということです。
台風10号による県内の死者は1名となりました。
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