(内田直之キャスター)
10日の法廷での鳥越被告はどのような様子だったのでしょうか。
(記者)
10日の判決公判で鳥越被告は少しうつむいた様子で、判決に耳を傾けていました。判決の後は報道陣に対し何も発言することなく、足早に裁判所を後にしました。
(内田直之キャスター)
この事件を巡っては、前の生活安全部長が法廷で、野川明輝本部長が、隠ぺいをしようとしたと主張し、注目されていました。鳥越被告が法廷で、この件について言及することはあったのでしょうか。
(記者)
前の生活安全部長、本田尚志被告が、野川本部長が事件を隠ぺいしようとしたと主張していますが、鳥越被告が、この件について法廷で、言及することはありませんでした。
(内田直之キャスター)
2024年4月以降、相次いだ県警の不祥事ですが、逮捕・起訴された4人のうち、これで3人目の有罪判決となりました。残すは、本田被告の裁判です。この裁判、どういった点がポイントとなるのでしょうか。
(記者)
本田被告の弁護人によりますと、裁判での争点を整理するため、公判前整理手続きを行うことが決まったということです。本田被告の弁護人は、情報を漏らした行為は公益通報にあたるなどとして無罪を主張する方針を示しています。裁判が始まるのは、2025年以降になる見通しで、司法の場でどのような発言があるのか、そしてどのような判断が下されるのか注目が集まります。
この記事の動画はこちらから再生できます