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県内の基準地価33年連続で下落 鹿児島市は住宅・商業地とも上昇 姶良市が上昇率最大に

KYTニュース 2024年9月17日 18時32分

 土地を売買する際の価格の基準となる地価が発表され、県内は全体でみると、33年連続の下落となりました。ただ下落幅は縮小傾向にあり、市街地で進められている再開発の影響で上昇しているところもあります。

 県全体の1平方メートルあたりの平均価格は4万1700円で、33年連続の下落となりました。下落幅は1%と2023年に比べ縮小しています。

 商業地の最高価格は鹿児島市東千石町14番3の1平方メートルあたり103万円。住宅地の最高価格は鹿児島市上荒田町17番5の25万3000円でした。

 上昇率が最も大きかったのは姶良市平松6426番2で6%伸びています。スマートインターチェンジや商業施設ができたことで利便性が向上。そこに新しい分譲地が増えてきたことで需要が高まっているとみられるということです。

 鹿児島市では住宅地は2年連続、商業地も3年連続のプラス変動となりました。市街地でホテルやマンションが建設されていることや加治屋町に再開発が予定されていることが影響しているとみられています。

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