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「安定した党運営を」森山裕総務会長が幹事長に就任 小里泰弘議員は農水相へ

KYTニュース 2024年9月30日 19時49分

 自民党のナンバー2にあたる幹事長に県選出の森山裕衆議院議員が就任し、「安定した党運営に努めたい」と抱負を述べました。また、石破総裁は比例九州選出の小里泰弘衆議院議員を農林水産大臣に起用する方針です。

 30日午後開かれた自民党の臨時総務会。党ナンバー2である幹事長に衆議院鹿児島4区選出の森山裕総務会長(79)が起用されました。

(森山裕幹事長)

「党をお預かりする幹事長として石破新総裁をしっかりお支えし安定した党運営に努めてまいりますので、総務の先生方のご指導をよろしくお願い申し上げます)

 森山幹事長は農林水産大臣などを歴任し歴代で最も長く党の国会対策委員長を務め、安倍政権や菅政権を支えました。豊富な政治経験を持つ森山氏を党の要に据えることで挙党態勢を構築する狙いがあると見られます。

(森山裕幹事長)

「どちらかというと高齢者の部類に入ります。しかし我が国は平均寿命がもう84歳を超えました。若い人の意見も高齢者の意見もしっかり受け止める政治をしていくことが大事ではないか」

 政治資金の問題については「国民からの信頼回復に向けさらに努力していかなければならない」と述べました。

 閣僚人事では、比例九州選出で鹿児島3区支部長の小里泰弘議員が農林水産大臣に起用される見通しです。小里議員は霧島市出身の66歳で、衆議院議員を6期務め、農林水産副大臣などを歴任。現在は総理補佐官として農山漁村地域の活性化を担当しています。

 石破総裁は来月1日の臨時国会で総理に指名された後、新内閣を発足させる予定です。

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