宮崎県で最大震度6弱を観測した日向灘の地震の発生から8日で2か月が経ちました。
非常時にガスの供給拠点を担う鹿児島市の海上基地で直下型地震を想定した訓練が行われました。
(県LPガス協会・市田芳一会長)
「被災された方々の支援を行う態勢を確立するための大事な訓練」
鹿児島市のMisumi海上基地で行われたのは、宮崎県沖の日向灘で、震度6強の地震が発生したことを想定した訓練です。
県内には、大規模な災害が発生した際にガスの供給拠点となる中核充填所が6か所指定されていてこの基地もその1つです。
10日は、災害発生時に避難所にガスを安定的に供給できるよう、充填したガスを荷台に積み、搬送する訓練が行われました。
また、炊き出しの訓練も行われ、もしもの時の「食」を支える態勢の確認も行われました。
(県LPガス協会・市田芳一会長)
「地震は台風と違って突然やってくる。マニュアル通りにいかないことがたくさんなので、こういう訓練を積み重ねることによっていざという時に、非常時に対応できると思う」
参加者は、本番さながらの緊張感のなか、不測の事態への意識を高めていました。
この記事の動画はこちらから再生できます