国内最大のツルの越冬地出水平野で2日、観察センターの開所式が行われました。
27シーズン連続で一万羽を超えるツルが冬を越している出水平野。ことしは先月18日に第一陣が確認され、これまでに4000羽程が飛来しています
2日に行われた観察センターの開所式には、以前からツルの保護活動に協力している日本航空の関係者などが出席しました。
毎年ツルの羽数調査を行っている地元の中学生に、暖かいコートが贈られました。
(日本航空 鹿児島支店 佐々木邦晃副支店長)
「ツルに来てもらえているのか数えてもらいながら、ツルの生態を観察するために少しでも心と体を温めてもらうために着てもらえたら」
(鶴荘学園9年生 ツルクラブ 井上晟部長)
「先輩方が今まで作ってきた歴史を引き継いで来年の羽数調査に繋げていけたらいい」
観察センターは来年3月まで利用できます。
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