週末、心配されていた天気も回復して鹿児島の秋の風物詩、南九州最大の祭り、おはら祭が今年も盛大に開催されました。2日間で約1万7600人の踊り手が参加、この日のために県外から帰省して参加した方も多くいました。
天文館を通行止めにして行われるおはら祭り。前日の夜まつりには、70連4755人が参加し天文館を練り歩きました。2日目の本まつりも雲一つない秋晴れになりました。
(下鶴市長)
「元気よく踊りましょう!」
(記者)
「きょうの天文館はおよそ1万人の踊りてで熱気にあふれています」
新型コロナの制限がなくなり通常開催になって2年目。今年の本まつりには128連1万585人が参加、2日間で総勢256団体1万7590人が参加しましたがコロナ前と比べるとまだまだ、少ないようです。それでも、この日のために里帰りをして参加する方も多くいて地元の祭りを楽しんでいました。
(関東から参加・垂水市出身)
「垂水市出身の関東からきたメンバーです。伝えていきたいですよね。若い人が少なくなってきているからできるだけ大勢集めて賑やかにやっていきたい」
丸に十の字を描く基本的な振り付けのおはら節だけでなく、鹿児島ハンヤ節、アップテンポな「TOKYOおはら」では色鮮やな衣装の踊り手が様々なダンスを披露して会場を盛り上げました。
(参加さいた子供)
「緊張するけど楽しいです。踊るところが楽しいです」
沿道には歩道に収まりきらないほど多くの人が詰めかけました。
(見物客)
「おはら節。もう、なんつぁならんですね。鹿児島弁で。ワクワクします。こんな楽しいことはないです」
(見物客)
「久しぶりにきました。こっちも踊りたくなる」
南九州最大の祭り、おはら祭。秋の涼風に吹かれながら息の合った踊りが披露され天文館一帯が活気に溢れました。
この記事の動画はこちらから再生できます