7日は二十四節気の立冬です。県内のほとんどの地域で前日よりさらに気温が下がり今シーズン1番の冷え込みとなりました。急な気温の低下でそば・うどんの店ではある変化が。
伊佐市大口の7日朝の気温はきのうより4度近く低い3.7度。立ち上る水蒸気が冷たい空気に触れ、幻想的な川霧も見られました。
(伊佐市民)
「寒いですよ。暖房入れました」
「足が凍るほど寒い。いつもは半袖だがきょうはブレザーを着てきた」
7日朝の気温は北薩や大隅を中心に10度を下回りました。鹿児島市でも12.6度と今シーズン1番の冷え込みに。そうしたなか…
(山下香織キャスター)
「気温に注文が左右されやすいというのがそば・うどん店です。きょうは圧倒的に温かいメニューがよく出ているよう。鍋用のコンロがフル稼働です」
食べたくなるのが土鍋でぐつぐつ煮込まれたアツアツのうどん!こちらの店では夏日が続いた今月の3連休頃まで温かいそばと冷たいそばを注文する人の割合が「3対7」だったそうですが、きょうは。
(そば茶屋吹上庵本店 岩元直志店長)
「温かいメニューがもう7割ぐらいですね。前日ともう逆転しています。昨晩の冷え込みからでしたので私達も備えて準備をしました」
一気に温かいメニューの注文が増え、7対3に逆転!多くの人が湯気が立ちのぼる温かい麺をすすっていました。
(お客さん)
「先月も来たけど10月ぐらいまでは(冷そばを)食べました(鍋は久しぶり?)久しぶりですきょうはちょっと特に寒かったので」
「食べとかないとなと思いますよねこれだけ寒ければ。半袖のおかげだと思います/ほんと寒いので体の中から温めようと」
日中の気温は21度前後とこの時期らしい爽やかな気候となった県内ですが、週末以降は再び最高気温が25度を超える予想も。まだまだ冷たいおそばが主役に返り咲く日もありそうです。
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