12日朝、鹿児島市で面識のある男性(20代)の腹を包丁で刺し殺害しようとしたとして男(45)が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
現行犯逮捕されたのは、鹿児島市七ツ島の無職玉城秀人容疑者(45)です。
警察によりますと玉城容疑者は、12日午前8時半ごろ、自身が暮らす住宅の敷地内で面識のある男性(20代)の腹を包丁で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。
男性は病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。
通行人から「腹を刺されたと言っている男性から110番を頼まれた。男性は腹から血が出ている」と通報があり駆け付けた警察が玉城容疑者を逮捕しました。
玉城容疑者は「腹を刺した」と容疑を認めているということです。
関係者によりますと現場は馬毛島の自衛隊施設整備などの工事関係者が暮らす集合住宅で2階建ての建物が複数立ち並んでいるということです。
事件当時、1階に住んでいた被害者男性が2階に住んでいた玉城容疑者に対し騒音がうるさいと訴え、揉めていたといいます。
(関係者)
「2階からの騒音がうるさいということで(玉城容疑者が)殴られて、たまたま所持していた果物ナイフで、2回殴られたから2回振り回して刺してはいないけど切った」
また玉城容疑者の人柄については。
(関係者)
「おとなしい。普通におとなしい」
警察は当時の状況について詳しく調べています。
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