鹿児島市下荒田で女性(84)の運転する車が4人をはねた事故から2日。
12日から13日午後3時までに県内の高齢者47人が運転免許を自主的に返納し、中には下荒田の事故をきっかけに返納した人もいたことがわかりました。
事故から2日経った13日朝。現場には花が手向けられていました。
11日午後6時前、女性(84)の運転する車が鹿児島市下荒田の二中通り商店街を抜けて交差点を右折する際、横断歩道にいた2人をはね、さらにガードパイプと植え込みを突き破り歩道にいた夫婦をはねました。
この事故で、歩道にいた姶良市の今西 和隆さん(37)が死亡、今西さんの妻が右足を骨折する重傷。
横断歩道ではねられた鹿児島市に住む医療事務の女性(48)が意識不明の重体、鹿児島市の医療事務の女性(22)が左腕を打撲する軽傷です。
運転していた女性(84)は胸の骨を折る重傷です。女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話していますが、運転は日常的にしていたということです。
事故から2日。警察への取材で12日から13日午後3時までに県内の高齢者47人が運転免許を自主的に返納し、中には下荒田の事故をきっかけに返納した人もいたことがわかりました。
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