「ALL 4or you!!」。ないごては皆さんの疑問に全力で向き合います。県内の公立の小中学校では毎月第二土曜日の午前中にいわゆる「土曜授業」が行われています。実はこの土曜授業、県全体で行っているのは九州では鹿児島だけなんです。「土曜授業って必要?」視聴者のギモンを調査しました。
KYTのないごてフォームにこんなメールが届きました。
「鹿児島の小学校は毎月第二土曜日だけ午前授業があるのが疑問です。学校の先生も忙しい中わざわざ授業をする意味があるのかなあと思います」
メールをくれた視聴者と小学校5年生の娘さんは4年前に埼玉県から引っ越してきました。最初は生活のリズムを合わせるのに戸惑ったと言います。
(視聴者)
「感覚が違うのが大変だったし、土曜授業があることが娘にとっては休みが減るというので、親も結局は子供たちに合わせいといけないので休みが休みじゃない」
(視聴者の娘)
「休みが減るしだるいような感じがするからそんなにやる気がでない」
毎月第二土曜日に行われる土曜授業。かつては全国的に行われていたので、親世代の皆さんは“当たり前”だったという人も多いはず。それが、週休2日制や学習内容を削減する「ゆとり教育」を導入したことで2002年度から一旦廃止されました。しかし、国はゆとり脱却のため2013年に方針を見直し、各教育委員会の判断で可能としました。
県は2015年度に全国に先駆けて県単位で土曜授業を一斉導入。2024年度は県内すべての市町村の公立小中学校で年に6回から10回行われます。
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