鹿児島港本港区の再開発をめぐり、県は回遊動線のルート上に景観を楽しむ場所を複数設けるガイドラインをまとめています。これを実現するにはどんなことが必要かなどを話し合う協議会の初めての会合が開かれました。
14日、開かれた鹿児島本港区エリアの景観・デザイン協議会。県や鹿児島市の職員、専門家など11人で構成されています。県は2024年、鹿児島港本港区エリアにふさわしい景観・デザインについて基本的な方向性を示すガイドラインをまとめています。
エリアの魅力を感じられるルートを「回遊動線」として設定。回遊動線のルート上に景観を楽しむ場所「視点場」を14か所設けることにしています。
14日は、今後の議論の進め方などについて話し合われました。
(県立短期大学生活科学科・川島茂教授)
「景観に対する配慮もさることながら回遊性等の行動を伴うことの重要性を強くうたったところがある。それによって様々な議論がされるのではないか。それを積極的に期待するところでこの会の役割がある」
本港区をめぐってはどのエリアにどんな機能を持たせるかを話し合う会議なども進んでいて11月19日に開かれます。
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