15日、鹿屋市の牧場で子牛の入牧式が行われ、49頭の子牛の新しい環境での生活が始まりました。またこれまでに亡くなった牛の魂を弔う畜魂祭も5年ぶりに開かれました。
鹿屋市の鳴之尾牧場では毎年春と秋に、生まれて半年から1年ほど経った子牛を酪農家から預かって放牧しています。今回は、49頭の子牛がやってきました。
慣れない環境での生活が始まるということでなかなかトラックから降りない子牛も。体重測定などをした後、牛舎に入っていきました。
2か月ほど牛舎で過ごしその後広大な牧草地に放たれるということです。
(鹿屋市農林商工部畜産課大六野洋課長)
「放牧地に牛を放すので足腰が強くなってお産も軽いということで、事故なく早期に受胎して無事酪農家にお返しできることが我々の責任だと思っている」
入牧式の後にはこれまでに亡くなった牛の魂を弔う畜魂祭も5年ぶりに開かれました。
参加した関係者ら約40人が牛の尊い命に感謝をしその冥福を祈りました。
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