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【鹿児島市長選】新人と現職の一騎打ち 県都の未来は?選挙戦スタート

KYTニュース 2024年11月18日 19時53分

 鹿児島市長選挙は新人と現職の一騎打ちとなりました。県都の未来を決める選挙戦がスタートし、2人はさっそく舌戦を繰り広げています。

 新人で元市議会議員の桂田 美智子候補(71)。鹿児島市紫原の公園で第一声をあげました。

(無所属新人桂田美智子候補(71))

「ジェンダー平等のなかなか進まない鹿児島で女性の市長を誕生させることが大きな力となってくると思う。社会を変える大きな力になる。そのためにも皆さんと力を合わせ先頭になって頑張る決意を申し上げたい」

 出陣式には桂田さんを擁立した「市民の市政をつくる会」や推薦する共産党の国会議員と市議が駆け付けました。

(共産党・田村貴昭衆議院議員)

「これだけ市政の課題があって様々な市民の困り事、要求がある。桂田市政を誕生してガラス張りの公正公平な市政に転換しようではありませんか。市民の願いを守る、暮らしに「あったか市政」を実現する」

 市が進めるスタジアム構想については民間主導への方針の転換を主張。子どもや高齢者が安心して暮らせる「あったか市政」が必要だと訴えました。

(無所属新人桂田美智子候補(71))

「一番の大きな根本の問題は子供たちが生き生きと育つ、そんな社会にすることではないでしょうか」

 現職で2期目を目指す下鶴 隆央候補(44)。鹿児島市役所前のみなと大通り公園で第一声をあげました。

(無所属現職下鶴隆央候補(44))

「急速に進む人口減少時代を乗り越え、子どもたちの世代に誇れる郷土鹿児島市、豊かな鹿児島市を引き継ぐために、あらゆる手を尽くして、時代に未来に選ばれるまち、鹿児島市を作ってまいります」

 自民党から推薦は受けていないものの、出陣式では県選出の自民党国会議員をはじめ、県議や市議の姿が見られました。

(自民党県連・森山裕会長)

「こんなに静かな市長選挙は初めてではないか。下鶴さんに任せようそういう市民の合意がどこかでなされているのかもしれない。投票率をしっかり上げる選挙をしなければなりません」

 県と市と民間のオール鹿児島の体制でスタジアム整備の実現に向けて取り組みたいと強調。基幹産業の観光業を生かしワクワクするまちづくりを目指すとしています。

(無所属現職下鶴隆央候補(44))

「一人一人の皆様に思いを伝えてそして市民の皆さんと一緒に鹿児島市を前に進める選ばれるまちを実現するために頑張ります」

 県都の未来を担う次のリーダー。7日間の短期決戦を制するのはどちらか。鹿児島市長選挙は、11月24日に投開票されます。

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