19日朝、鹿児島市の国道で普通乗用車が車線変更をしたためその後ろを走っていた路線バスが急ブレーキをかけ、乗客4人が転倒するなどして病院に搬送されました。
バス専用の車線に普通乗用車が車線変更していて、警察は過失運転致傷の疑いも視野に双方のドライバーから事情を聞いています。
事故があったのは、鹿児島市春日町の国道10号です。警察によりますと、19日午前8時40分ごろ、大竜町方向へ走っていた普通乗用車が第3車線から第1車線へと進路変更をしたため、第1車線の後ろを走っていた路線バスが急ブレーキをかけました。
バスには約20人の客が乗っていて、女性4人(30代~50代)が転倒するなどして、病院に搬送されました。
このうち、女性1人(30代)が頭から出血。
女性3人(40代~50代)が腰や足を打撲するなどしましたが4人とも軽傷だということです。
バスの男性運転手(55)と普通乗用車を運転していた霧島市の男性(70)にケガはありませんでした。
普通乗用車を運転していた男性は「第3車線が混雑していたので第1車線に車線変更した」と話しているということです。
バスの男性運転手は、「車が自分の車線に急に入って来たからブレーキをかけた」と話しているということです。
現場は片側3車線の直線道路で事故のあった時間帯、第1車線はバス専用となっていました。
警察は過失運転致傷の疑いも視野に2人から事情を聞いています。
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