大量の土砂が流れ込み、通行止めとなっている北薩トンネルは12月中旬から復旧に向けた工事が始まることになりました。
出水市とさつま町にまたがる北薩トンネルでは2024年7月、大規模な土砂の流れ込みが確認され、11月20日現在も通行止めになっています。
復旧には高度な技術が必要であることから、トンネル工学などの専門家の意見を聞くため、県は20日、2回目の検討委員会を開きました。委員会では、県が水を抜くための穴を作ってトンネル周辺の山の水を減らすなど具体的な工事計画を示しました。
(鹿児島大学工学部・酒匂一成教授)
「安全に入れる状況をつくることが確定したので入ってからまた調査次第で計画が作られていく。できるだけ早く安全に復旧するスケジュール感で進めていく」
復旧に向けた工事は12月中旬から行われる予定です。
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