回転レーンでランダムに流れる寿司を取る。最近ではそんな光景を見ることは少なくなってきました。そんな中、大手回転寿司チェーンのスシローがデジタルを使って回る寿司を復活させました。その名も「デジロー」。“一歩先の回転寿司”という鹿児島初上陸のシステムを取材しました。
(記者)
「それぞれの席にきょうから設けられたのは大きなモニター。映っているのは流れるおすし」
スシロー新栄店で22日から導入されたのは新しい注文システム、その名も「デジロー」です。実際にすしが流れてくる感覚を体験しながら画面のすしをタッチすれば注文できます。席ごとの枝分かれしたレーンに直接届くため、取り逃すこともありません。
(フードアンドライフカンパニーズ・熊谷美玖さん)
「回転寿司本来の楽しさをデジタルを活用して再現しながらこれまでにない店舗体験を楽しめる、一歩先の回転寿司を提案する取り組み」
全国では約20店舗に導入されていて鹿児島には初上陸。
ハッシュタグでテーマ別に商品を絞り込んだり、会話が盛り上がる豆知識やクイズも表示されます。
さらにこんな機能も。
(記者)
「外れてしまいましたが、ゲームも楽しい」
注文した商品が届くたびにゲージがたまり、100%になるとゲームにも挑戦できます。当たりが出るとスシローオリジナルの「だっこずし」のグッズがもらえます。
(客)
「当たりました!大人でも楽しめるのかな。子供ももちろん好きだと思うので家族連れは喜ぶ」
(客)
「両方で操作できるのがいい。(今までは)何がいい?って一人で操作していた」
(フードアンドライフカンパニーズ・熊谷美玖さん)
「お子様はもちろんぜひ皆様でデジローを体験しておいしいおすしと一緒に体験していただければ」
スシローは今後も「デジロー」を導入する店舗を増やしたいとしています。
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