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“明け方まで飲んで”運転 ドライブレコーダーが捉えた衝突の瞬間 酒気帯び運転疑いで男(20)逮捕

KYTニュース 2024年11月25日 20時9分

 年末にかけてお酒を飲む機会が、増えてくると思います。そんな中酒気帯び運転をした疑いで男(20)が逮捕されました。飲酒が絡んだ交通事故。衝突の瞬間をドライブレコーダーがとらえていました。

 24日午前7時半ごろ。鹿児島市の吉野方面から市街地方面に向かっている車のドライブレコーダーの映像です。春日町の交差点で右折待ちをしていたところ、猛スピードで走ってくる黒い車が。

「うわ!(ガシャン!)」

 大きな音を立てて衝突。後ろを走っていた車もぶつかりそうになりましたが間一髪で難を逃れました。

(衝突された車の運転手)

「右折待ちしていて対向車がちょっとはみ出しているからあっち側(対向車線側)の右折レーンに入るのかなと思ったらそのまま「あ、来た」と思ってクラクションも鳴らす間もなく」

 幸い、衝突された車の運転手にケガはありませんでした。

 ぶつかってきた黒い車は大破。事故の衝撃の大きさがわかります。運転していた曽於市の会社員の男(20)から、基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。ケガはありませんでした。男は10月、20歳になったばかりで天文館で深夜0時ごろから明け方まで一人で酒を飲んでいたということです。警察の調べに対し「飲酒運転をして交通事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めています。

 県警によりますと、2024年は2023年に比べて飲酒運転による交通事故が増えているといいます。忘年会など酒を飲む機会が多くなる時期です。交通企画課の森山英明理事官は「飲酒した人も周りの人も、飲酒運転を絶対にしない、させない取り組みに努めてほしい」と呼びかけています。

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