不祥事が相次ぐ鹿児島県警。22日には、16歳未満の少女と性交をしたとして、警察官が懲戒免職されました。
就任したばかりの県警の岩瀬本部長は25日の定例会見で初めて陳謝しました。
(県警本部・岩瀬聡本部長)
「法を順守すべき警察職員が今回のような事案を起こしたことについて、被害者、家族、県民に深くお詫び申し上げたい」
25日の定例会見。16歳未満の少女と知りながら性交をしたとして22日、巡査部長(30代)が懲戒免職されたことを受け、県警のトップ岩瀬聡本部長が陳謝しました。
県警では2024年4月以降、元幹部や現職警察官、計4人が逮捕されるなど不祥事が続いたことを受け再発防止対策を発表しています。その中の一つ、「職責の自覚と高い職務倫理のかん養に向けた取組の強化」について、岩瀬本部長は工夫して進めていく必要性があるとしました。
(県警本部・岩瀬聡本部長)
「性的な犯罪が複数件起きていることに対して大変重く受け止めなければならない。特効薬のようなものはないが倫理観を高めるための取り組みをひたすら工夫しながらやっていくことが必要」
県警では26日、外部講師を招きハラスメントなどの研修を行うということです。
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