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オスプレイ墜落事故1年で慰霊祭 慰霊碑には“屋久島町民へ敬意”

KYTニュース 2024年11月29日 19時25分

 2023年11月、屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落し乗員8人が死亡した事故から29日で1年が経ちました。29日には屋久島町では日米両国の慰霊祭が執り行われ、事故現場の近くには慰霊碑が建てられました。

 この事故は2023年11月29日、アメリカ軍の輸送機オスプレイが屋久島沖で墜落し、乗組員8人全員が死亡したものです。山口県の岩国基地から沖縄県の嘉手納基地に向かう途中でした。

 事故から1年となる29日、日米両国は、死亡した8人と乗組員の捜索活動に協力した屋久島町民に敬意を表するため屋久島町で慰霊祭を行いました。慰霊祭は非公開で行われ、死亡した8人の遺族や屋久島町の荒木町長、捜索に協力した屋久島町民の関係者ら日米あわせておよそ80人が参列したということです。

 墜落した事故現場近くの田代海岸には死亡した8人の名前や肖像、そして屋久島町民への敬意などが刻まれた慰霊碑が建てられ、29日、公開されました。二つの石碑の間の隙間からは、墜落した地点が確認できるということです。

(第353特殊作戦航空団 リチャードシーザー空軍大尉)

「訓練や情報収集を通じてオスプレイの安全性をしっかり確保していきたい」

 オスプレイの墜落事故についてアメリカ軍は2024年8月、機体のギアの故障と人的ミスが原因だったとする調査結果を公表し、安全対策を行った上で、飛行を再開しています。

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