2024年6月、鹿児島市の天文館で面識のない男性(70代)にエアガンを撃ち腕にケガをさせたとして、男(24歳)2人が傷害の疑いで逮捕されました2人は容疑を認めて、このうち1人は「エアガンを撃って遊んでいた」と話しているということです。
証拠品として警察が押収した真っ黒のエアガン。全長約27センチ、弾が入った袋、ガスが入った缶もあります。
傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも住所不定で本籍が鹿児島市の自称建設業、江内谷永遠容疑者(24)と、本籍が佐賀県の自称解体作業員、中村隆志容疑者(24)です。
(記者)
「鹿児島市千日町。2人はこちらを歩いていた70歳代男性をエアガンで車内から撃ったということです」
事件があったのは南九州最大の繁華街、天文館。警察によりますと、2024年6月30日の朝、近くに住む男性(70代)が歩いていたところ黒いセダンタイプの車が走ってきたといいます。そして車の窓からエアガンでプラスチック製の弾を発射。男性は腕を撃たれ軽いケガをしました。男性はすぐ近くの地蔵角交番へ。
(被害者男性男性)
「歩いているときにエアガンみたいなもので撃たれた」
警察は現場近くの防犯カメラに映っていたセダンタイプの黒い車を追跡していき、ナンバーを特定。
江内谷容疑者が勤務する会社の社用車でした。警察は28日から29日にかけて江内谷容疑者と中村容疑者を傷害の疑いで逮捕。撃たれた男性と面識はありませんでした。調べに対し、2人は。
(逮捕された男2人)
「通行人に向かってエアガンを撃ったことは間違いない」
2人は容疑を認めているということです。また、江内谷容疑者は、「エアガンを撃って遊んでいた」などと話していて、警察は2人の供述などから他にも同様の事件を起こしている可能性があるとみて捜査しています。
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