川内駅で起きた貨物列車の脱線事故の影響で運休が続いている川内と隈之城の間で、16日からバスによる代行輸送が始まりました。
(記者)
「貨物列車が脱線して4日が経ち ました。川内駅では代わりのバ スを利用する人が乗り込んでい ます」
JR九州は貨物列車の脱線事故が起きた今月12日から運休していたJR鹿児島本線の川内と隈之城の間で16日から代行バスの運行を始めました。普段電車で通学している中高生からは安堵の声が聞かれました。
(中学生)
「家で公欠という形で待機し ていた。バスが動いてくれて学校に行けていろんな友達に会えるのでうれしい」
(高校生)
「学校に行けてうれしいがい つもより家を出る時間が早くな ってしまった」
バスは平日の午前6時から9時と午後4時から8時に10分から15分間隔で川内と隈之城をピストン運行します。定期券や普通乗車券で利用できるということです。
川内駅では脱線した車両の撤去など復旧作業が続いていて、16日は国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官が再び現場入りし事故の原因を調べています。
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