こちらは障害のある人たちが生産に関わった県産の米を使ったおかゆ。その名も「緊急救命72hおかゆ」です。垂水市は災害時の食料の備蓄としてノウフク連携の非常食を購入しました。
垂水市が購入したのはノウフク連携の非常食「緊急救命72hおかゆ」480食です。災害時の食料備蓄品の確保のため県内の自治体では初めて垂水市が購入しました。
特徴は、調理不要でそのまま食べることができ、3食分で1リットルの水分を摂取できること。食物アレルギーの心配もなく乳幼児から高齢者まで食べることができます。
おかゆを開発したのは障害者と農業を結ぶ「ノウフク連携」に取り組む東京都の企業です。障害のある人たちが生産に関わった県産の米が使われていて、包装作業も行っています。
(垂水市 尾脇雅弥市長)
「全国各地で災害の影響が長期化したりしているので我々も桜島のリスクなどがあるため長期的な避難に備えるかたち」
(大隅半島ノウフクコンソーシアム 天野雄一郎理事兼事務局長)
「大隅半島の中には生きづらさ働きづらさを抱えている方も多くいて、ノウフク連携というアプローチで/認知度向上という意味でも意義がある」
垂水市は「ノウフク連携」についてまずは知ってもらい、障害者の就労支援にも貢献していきたいとしています。
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