鹿児島市は障害のある子供が通うデイサービスの利用料を独自で無料化していますが、下鶴市長は今の議会で2025年度から一部有料化することを表明しています。これを受け保護者などで作る団体が18日、有料化の撤回を求め、市長宛てに要望書を提出しました。
鹿児島市の下鶴市長宛てに要望書を提出したのは障害児が通う放課後等デイサービスの保護者らで作る団体です。下鶴市長は今の市議会で放課後等デイサービスの利用料について、課税世帯を対象に有料化することを表明しています。
団体は引き続き無料にすることや、市長との懇談の場を設けることを要望しました。
(負担無料継続を求める会鮫島梨紗代表
「市民の声を聞いて頂きたい。今回の進め方決定の仕方は市民の声を置き去りにした民意を欠くものだと思う」
(負担無料継続を求める会保護者)
「義務教育の学校の場で体験できない素敵な時間を提供してもらっているので放課後デイサービスの場は義務教育と同じくらい価値があるものだと思っている」
鹿児島市は2025年度の予算に一部有料化の見直し案を盛り込む予定です。
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