18日に急いでガソリンを入れたという人も多いと思います。政府による補助金が19日から縮小されることを受け、県内でもガソリンの値上げが始まりました。物価高に燃料代の高騰。年末年始の家計に大きく影響しそうです。
(横山あさみアナウンサー)
「低価格が売りのこちらのガソリンスタンドでは、18日より4円値上げしていて、レギュラーガソリン価格は169円となっています」
政府によるガソリンや灯油の補助金が、19日から段階的に縮小され、県内のガソリンスタンドでも、1リットルあたり約5円の値上げとなっています。
こちらのガソリンスタンドでは18日、値上がり前の“駆け込み給油”をする多くの車が列を作りました。午後9時ごろになると…。
(荒田菜々子記者)
「すごく長い列ができているが、これはどどまで続いてるんだろう、大行列です」
40台を超える車が給油待ちに。
(客)
「ガソリンが高くなるので入れとこうかなと。30分くらい並んだ」
19日朝は、18日に給油できなかった人や値上げを知らなかったという人が訪れていました。
(客)
「18日もずっと並んでいたので、いれないとやばいなと思っ19日にきた。ちょっと近くに行くにも車に乗ってしまうので、その辺は痛い」
(客)
「(値上げは)知らなかった。特に若い人、お年寄りもそうだが、日常で使っているのでやっぱり(影響は)大きい」
(客)
「給料は上がらないのにガソリンだけ上がってどうしようもない」
県内の今年のレギュラーガソリンの平均価格は、補助金によって、183円台までに抑えられていました。しかし、補助金の縮小により、19日からの5円に加えて、来月16日からさらに5円ほど値上がりするとみられていて、1リットルあたり190円を超える可能性があります。
(エコスタンド工学部前店・中村哲人統括マネージャー)
「一番は、原油価格自体が以前のように落ち着くのがありがたいなと思う。地域の皆さんに少しでも安くで燃料を入れていいただけるように頑張っている」
家計に厳しい年末年始になりそうです。
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