アメリカ軍は一時、飛行を停止していた輸送機オスプレイについて、基準を満たした機体の飛行を再開すると発表しました。
アメリカ軍は、訓練中の事故を受け一時、飛行を停止していたオスプレイについて、プロペラに動力を伝える「ギアボックス」を検査し、基準を満たした機体の飛行を再開すると発表しました。
一定の飛行時間に満たないギアボックスで、「不具合が発生する潜在的な可能性」が示されたということです。飛行時間が一定の基準を超えた機体は飛行を再開しますが、基準に満たない機体は、追加の安全対策をとるとしています。
アメリカ軍のオスプレイを巡っては、去年11月、ギアボックスの故障などが原因で屋久島沖に墜落し乗組員8人全員が死亡する事故がありました。
県は21日、国に対し、徹底した安全対策と丁寧な情報提供を行うことを要請したということです。
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